13日昼前、ヤッラー県バンナンサター郡内の路上で、市場で買い物を終えた母親を後部座席に乗せ家路につくためにバイクで路上を走行中だった16歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡し、40歳の母親が重傷を負うという事件が発生しました。 死亡した男性等が住む地区は、過去に軍関係者が一味に襲われ首を切断され死亡するという事件が発生するなど、当局者に対する襲撃が相次いで発生していた地区で、また住民の当局側に対する協力も芳しくないため当局側は赤色地域として監視・警戒を強化していたようです。 一方、16日から始まる新学期に備え、約500人の教師が隣県のソンクラー県ハート・ヤイ郡内で護身の為に銃器の使用法等に関する訓練を受けていた事が明らかになっています。 尚、南部国境三県の教員団体関係者によると、13日時点では通常通り16日から授業をスタートさせる方針でいるようです。
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