やり直し総選挙の期日に関して協議する為に選挙委員会側が15日に政党関係者及び裁判所関係者を交え協議を行う方針を明らかにしている事に関して、憲法裁判所が任務ではないとして出席を見合わせる方針を明らかにした他、野党三党も11日までに何れも協議への出席を見合わせる方針を明らかにしました。 尚、今回の見合わせ決定に先立って、憲法裁判所判事のパン・ヂャントラパーン氏は、選挙委員会側が選挙日程協議の為に政党関係者等を招致する事は同委員会の権限内で認められるとの考えを示したものの、憲法裁判所側が招致を受け入れるかに関しては別途関係者間で協議する必要があるとの考えを示していました。 また、野党側はチャート・タイ党があらためて不参加を再確認した他、民主党は既に憲法裁により不当な選挙を実施したとの判断が下され、また三裁判所から辞職勧告を受けている選挙委員会委員の委員としての妥当性に疑問があるとして野党三党と協議の上で共同して関係者の出席を見合わせる方針を確認した事を明らかにしていました。 今回の野党側の対応に対して、選挙委員会委員のパリンヤー・ナークチャトリー氏は、野党側があらためて選挙委員会委員の辞職を要求している事に不快感を示した上で、先の総選挙をボイコットし選挙を台無しにし民主主義を傷つけたのは一体誰なのか考えるべきであると強気の発言をしていました。 尚、タイ・ラック・タイ党側は協議に関係者を出席させる方針を明らかにしています。
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