6日13:25頃、ナラーティワート県ランゲ郡内で6日10:30頃発生した当局関係者を狙った爆破・銃撃事件現場の現場検証に現れた当局関係者が、現場で発見された携帯電話と接続された不審物の調査にあたっていたところで不審物が爆発し7人の当局関係者が負傷を負うという事件が発生しました。 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式と見られているようです。(報道によっては当局関係者が誤って起爆させた) 今回の爆発事件に先立って同日朝10:30頃に、路上で人が襲撃され重傷を負ったとの通報を受け駆けつけた当局関係者の到着に会わせ付近に潜んでいた人数不明の一味が爆発物を爆発させると共に銃を乱射し、当局関係者との間で約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生していました。尚、この襲撃による人的な被害は確認されていません。 尚、newsclipさんの本件を扱った
こちらの記事は時系列を誤って報じているようです。 また、先立つ6日5:20頃には、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内にある教師宅付近で爆破が発生し、更に現場付近で遠隔起爆式の爆発物1個及び偽爆弾1個が発見され処理されるという事件が発生していました。 尚、この事件での人的な被害は確認されていません。 一方、6日13:30頃には、パッターニー県県都内で自警国境警備組織に所属する37歳の男性が職務を終え帰宅の為にバイクで走行中に後ろから着いてきた小型トラックに乗った人数不明の一味が追い抜きざまに銃を発砲し負傷を追うという事件が、またナラーティワート県ヂョアイローン郡内では5日夜半に友人が運転するバイクの後部座席に乗っていた37歳の男性が付近に潜んでいた人数不明の一味の銃撃を受け負傷を負い搬送先の病院で死亡するという事件が発生しています。 また、5日13:15頃には、パッターニー県マーヨー郡内で国境警備警察に所属する39歳の警察官がモスク内で礼拝中に、礼拝に現れたムスリムに扮した2人組に頭部を撃たれ死亡し、近くで礼拝中だった2人の住民が負傷するという事件が発生しています。
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