"私的"海外歴訪を終えタイに帰国後も殆ど動静が伝えられていなかったタクシン暫定首相は6日朝、暫定政府のメンバーやサノ・ティヤントーン氏に近いとも言われる暫定上院議長のスチョン・チャーリークルワ氏らと元気にパイン・ハーストでゴルフプレイに興じていたようです。 その際、駆けつけた報道陣等にタクシン暫定首相は「なんで私みたいな既に引退して古い者を待つためにこんな所に居るの? もっと若い世代に機会を与えなさい」と語り、取りようによっては返り咲きはあり得ないとも取れる発言をしていました。 尚、前後してタイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン副報道官は、憲法裁判所が総選挙を無効と判断するという事は、(比例代表制名簿順位一位の)タクシン暫定首相の次期首相指名辞退宣言も無効になるということであると再確認していました。 一方、タクシン暫定首相は、先に中央選挙委員会が当選を確認した485人の下院議員の中で、唯一議員登録手続きを行っていないとされている事に関しては、「まだ議員登録を行っていないし、いつ行うかも解らない」と発言していました。(尚、一部報道では議員登録を行っていないのはタクシン警察中佐とタイ・ラック・タイ党良識派のポーンポン・アディレークサン氏の2人と報じています)
【解散・選挙の最新記事】
新空港調査委、スワンナプーム新国際空港の...ドーン・ムァンが利権の温床になる・・・と...タイ・ラック・タイ党の元候補が前選挙委員...タイでは表現の自由が保障されている・・・...新選挙委員長、本腰を入れて政治改革に取り...タイの地元新聞を読む