民主主義市民連合幹部の一人であるソンティ・リムトーングン氏は5日に放映されたCNNのインタビューの中で、仮に憲法裁判所が4月2日に行われた総選挙が無効であると判断し、やり直し総選挙が行われた場合に、先に次期首相指名の辞退すると宣言していたタクシン・チンナワット警察中佐が再度総選挙に出馬したり、中央選挙委員会の委員が4月2日の総選挙の際と同じメンバーでやり直し選挙が行われる様な事があれば、全てが振り出しに戻るとして再度大規模な集会活動を再開するとの方針を明らかにしました。 一方、6日に今回のソンティ氏の発言について聞かれたチットチャイ暫定首相代行は、私ではなくソンティ氏や連合の全てを知っている国民に聞くべきであると語り、言外に再度大規模な活動に出ることがあれば二度と国民の支持を得ることは出来ないだろうとの認識を示していました。 また、先に中央選挙委員会のワーサナー委員長の発言を擁護する発言をした事に関しては、あくまで確信をもって己の職務を遂行している人物の発言として擁護しただけで、これまでにタイ・ラック・タイ党に便宜を供与してきた云々といったこととは一切無関係と語っていました。
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