民主党のオンアート報道官は5日、先にワーサナー選挙委員会委員長がマスコミや政治政党を非難する発言をしたことに対して自身が中立を旨に国家にとって重要な仕事を任されている立場にある事を自覚し第三者に責任をなすりつけることなく、まず己自身の不明を冷静に顧みるべきであると発言しました。 オンアート氏によると、下院の不当解散及び早すぎる総選挙日の設定が現在の政治情勢の元凶になっており、更にその後の選挙委員会側の違憲性が高い対応が情勢を煽ったとという事を自覚するべきであるとのこと。 一方、民主主義市民連合調整役のスリヤサイ・ガタシラー氏(民主主義キャンペーン事務局長)は、選挙委員会側がタクシン首相(当時)に持たれている選挙違反疑惑や大政党による小政党買収問題に対して明確な対応を示さないなど、独立性に疑問があることが情勢を悪化させた元凶となったと指摘しました。
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