24日8:30前、パッターニー県ヤッラン郡内で、人数不明の一味が学校の建設作業に従事する為に、送迎用車内で準備中だった作業員に向け銃を乱射し、初期報道段階で5人が死亡し1人が重傷を負った。
銃撃を受けた作業員は、何れもヤッラー県内の建設会社から派遣された仏教系住民と見られる。
同県ガポー郡内では、23日朝、バイクで路上を走行中だった38歳の村長が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。
ナラーティワート県ヂョアイローン郡内では、24日6:00過ぎ、学校付近の線路上で不審物が発見されたとの通報を受け現場に駆けつけた、鉄道駅の警戒任務についていた軍関係者の到着に合わせ、不審物近くに仕掛けられていた爆発物が爆発し、軍関係者2人が重傷を負った。
尚、報道によっては、線路上の安全確認作業中だった軍関係者の通過に合わせ爆発が発生したとするものもある。
同郡内では、22日早朝、バイク爆弾の製造拠点として使用されていると見られる地域一帯で集中摘発が行われ、爆発物の製作に使用されたと見られる材料や機器等を押収され、バイク修理店のオーナーを含む4人の身柄が拘束されていた。修理店のオーナーは、複数の人物から頼まれて爆発物を仕掛ける作業を行っていた事を認める証言を行っているという。
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