19日1:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、集中摘発作業中だった当局と人数不明の一味との間で、約20分間に渡る銃撃戦が発生し、この銃撃戦で分離主義組織関係者と見られる男1人が死亡した。
今回行われた集中摘発は、指名手配されている分離主義組織の大物幹部が潜伏しているとの情報に基づき行われたもので、銃撃戦後に行われた捜索で、銃器2挺や銃弾等が押収されている。
また、バンナンサター郡内では、17日14:00過ぎ、バイクで路上を走行中だった56歳の土地売買仲介業のイスタム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡するという事件が発生していた。男性は、当局の情報要員だった。
更に同県ラーマン郡内では、19日9:30過ぎ、路上に設置された検問所で、46歳の村自警組織に所属するイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。
ナラーティワート県ランゲ郡内では、19日朝、郡庁周辺の警戒作業を終え、妻を後部座席に乗せバイクで走行中だった自警組織に所属する45歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され、男性が死亡し、妻(42)が軽傷を負った。
また、ナラーティワート県の警察当局は19日、複数の学校放火事件や副村長を始めとする複数の襲撃事件に主犯格として関与した容疑で、RKKの重要幹部と見られる35歳の男の身柄を拘束した。
パッターニー県ノーンヂック郡内では、18日朝、バイクで路上を走行中だった41歳のイスラム系住民男性が、何者かに銃撃され重傷を負った。
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