民主主義市民連合のスリヤサイ調整役等は24日、ウドンターニー県内で発生したセミナー会場封鎖軟禁事件に絡んで、住民等を煽動したタイ・ラック・タイ党所属下院議員(就任予定)のウィチャイ・チャイヂットワニッチャグン氏及びテーラチャイ・セーンゲーオ氏の二人を人権侵害の容疑で警察に告発しました。 電力発電公社民営化取消し要求訴訟やiTV不当解雇取消し要求訴訟の弁護団代表だったことでも知られる顧問弁護士のニティトン・ラムルア氏によると、今後も証拠を集め告発範囲を広げていく方針で居るようです。 尚、住民を煽動したとされるウィチャイ氏は、サナーム・ルアンの集会で連合側が自身や家族の事を誹謗中傷した事に対する"お返し"の為に現場で演説を行っただけだったとした上で、煽動したとされていることに関しては、むしろ住民に対して過激な行動にでないよう説得する側に回っていたと強弁していました。 因みに、今回の封鎖軟禁事件の伏線となったと思われる、タクシン首相(当時)がウドンターニーへ選挙遊説の為に訪れた際に
発生した支持派・反対派の道路をはさんだシュプレヒコール合戦の際にも2人の下院議員が支持派側の中心にいました。
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