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タイ通【 政治経済 】
投稿日時: 2006-04-24 11:58 2006-04-24 09:58

タグ: [ バンコク ] [ 政治経済 ] [ 地元新聞 ]

再選挙、18人が票破り行為で摘発

 23日行われた再選挙の際に、ソンクラー県ハート・ヤイ郡内の投票所でソンクラー・ナッカリン大学ハート・ヤイ校教授のグリヤンサック・ウィンヂャンパッタナー氏が票を破り再選挙に抗議したのをはじめ、プーケット県県都内やヤッラー県内では、それぞれビジネスマンが同様の行為で逮捕されるなど合計で18人(国家警察本部の発表数字)が票破り行為で摘発されたようです。  また、ナコン・シー・タンマラート県第二選挙区内の一部投票所では、県選挙委員会側が投票所係員の臨時手当を400バーツから250バーツに引き下げた事に抗議して、係員が投票所に於ける任務を放棄し投票所を開場する事が出来ないという事態になり、最終的に25日に再度投票受付が行われる事になったようです。  尚、実際に任務を放棄した係員側は、選挙委員会側が上部に連絡する為に便宜上臨時手当云々と説明したようだが、実際には投票所の担当係員数を削減された事と、不透明な再選挙の実施に抗議して怠業しているのだと語っていたようです。  一方、今回の再選挙を持ってしても10前後の選挙区で当選者を出すことが出来ず下院議会の成立が危ぶまれている事に関して、選挙委員会事務局長のエーカチャイ・ワールンプラパー警察少将は、定数に満たないままで下院議会を招集し、その後に再々選挙を行うことも可能であるとの考えを示しています。  要は、タイ・ラック・タイ党側が憲法裁判所に下院議会招集の是非について判断を仰ぎ、それにより招集が可能になった場合は、事後に補充の為に再々選挙を行うということのようです。(招集の是非を憲法裁判所に仰ぐ権利は政党側にあり選挙委側には無いそうです)  一方、最も早く集計作業が終了したソンクラー県第二選挙区では、総投票数50,179に対して棄権票が42,274票いれられ、単独候補だったタイ・ラック・タイ党の候補者の得票数は僅かに6,437票しかないという結果になっているようです。  また、ぺーチャブリー県第一選挙区では借金帳消懇願者党(パク・コン・コー・プロット・ニー)の候補が、グラッビー県内の三つの選挙区では民衆力党(パク・パラン・プラチャーチョン) 、トラン県第四選挙区ではタイ公衆党(パク・プラチャーゴン・タイ)、ナラーティワート県第一選挙区では借金帳消懇願者党、パッタルン県第三選挙区では借金帳消懇願者党の候補者がそれぞれ優勢な状況で開票が進められているようです。  一方、24日8時現在の非公式集計で13(報道により14)の単独候補者選挙区で20%ルールを満たすことが出来ず当選者が決まらなかった事を受け、選挙委員会は10時から今後の方針を決めるための協議を行う予定になっているようです。
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