前ナコン・ラーチャシーマー県選出上院議員のグライサック・チュンハワン氏は、19日に行われた上院選により、これまでの上院とは異なる特定政党に支配された上院議会が成立する恐れがあると指摘しました。 指摘の中でグライサック氏は、今回の上院選では特定政党の地盤に於ける影響力を堅持する為に、その政党に関係する人物を出馬させ、それを支援する動きが顕著に見られ、仮にその様な状態で上院議会が成立すれば、上院の下院議会とはとは異なる独立性を保持する事ができなくなると指摘していました。 一方、チャート・タイ党のバンハーン党首は、今回の上院選に出馬している多くの者が特定政党に繋がる者若しくは特定政党の有力者の親族であり、この様な状態で上院が成立すれば上院の中立性すら脅かされることになると指摘した上で、将来的には上院議員は直接選挙ではなく、中立的な人物で構成された選別委員会によってあらゆる階層の代表者を上院議員として指名する方向で憲法を改正するべきであるとの考えを示していました。
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