ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党のプラディット幹事長は20日、同党とプラチャラート党及びマッチマーティパッタイ党が合併し単独政党を設立する事で合意に至ったとの報道を否定した上で、おそらくルゥアム・ヂャイ党に魅力があって勝手に合流したいと言っているのだろうと語った。 更にプラディット氏は、21日にルゥアム・ヂャイ党独自の政策を発表すると共に何らかの驚く様な発表が為される見通しである事を明らかにしたが、詳細については言及は避けた。 この発言に先立ち、マッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首やオノンワン幹事長、事実上党を背後で支えているソムサック・テープスティン氏とプラチャラート党のサノ党首やゴン副党首、更には政界入りを表明していた防衛省最高顧問のバンナウィット・ゲーンリヤン海軍大将等が、チャート・パッタナー党創設者の故チャーッチャーイ元首相邸に集まり協議を行った後に、ゴン氏が自らの叔父である故チャーッチャーイ元首相の引き合わせによりプラチャラート党、マッチマーティパッタイ党及びルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党の三党が合併し単独政党を結党する事で合意に至ったと語った上で、今後サノ氏が中心になり各党から提出された候補者名簿に基づき単独政党としての擁立候補を決めると共にバンナウィット海軍大将が中心になり新党の名称を決定する事で合意に至った事を明らかにしていた。 また、合併説を否定したルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党に関しては、故チャーッチャーイ元首相への忠誠心が強いスワット・リプタパンロップ氏を中心とした旧チャート・パッターナー党系の党員が党を離脱するとの噂が飛び交っており、早晩今回の党合流の動きに同調するのではないかとの見方もされている。 一方、ゴン氏らがチャーッチャーイ元首相邸を訪問した際に出迎えている姿が目撃されていた現在の家主で元首相の息子でもある元上院議員のグライサック・チュンハワン氏は、あくまで家主としてゴン氏らを迎え入れただけで、民主党から離脱する意向は無いと語った。
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