事実上開店休業状態にある新選択肢党を率いるチャルゥム・ユーバムルン警察大尉がパラン・プラチャーチョン党に合流するのでは無いかとの憶測が飛び交っている。 チャルゥム・ユーバムルン警察大尉は、所属政党だった新希望党がタイ・ラック・タイ党への合流を決めた際に、同党への合流を嫌い独自に政党を結党したくらいのタクシン嫌いで知られている。 この憶測は、チャルゥム警察大尉が先週ロンドンでタクシン前首相と面会した事を認めた事を受け広がったもので、チャルゥム警察大尉は2-3日後に去就をハッキリすると語り明言を避けたが、マスコミの間ではタイ・ラック・タイ会派が事実上乗っ取ったパラン・プラチャーチョン党への合流がほぼ確実であるとの見方が広がっている。 尚、チャルゥム警察大尉によると、ロンドンでタクシン前首相や元副首相のチッチャイ・ワンナサティット警察大将と会食をしたのは、元新希望党党首のチャワリット・ヨンヂャイユット大将の依頼で最新の政治情勢を見極める目的で政治的なゲームを仕掛ける為のもので、この会食の際に集めた情報を元にチャワリット大将と協議を行った上で26日にチャワリット大将自身の口から今後の政治的な方向性について語れる予定なのだという。 しかし、マスコミの間では、タクシン前首相と会食の際に、前首相側から次期総選挙でパラン・プラチャーチョン党のバンコク選挙区の作戦本部長役への就任要請があり、チャルゥム警察大尉側からは息子2人のバンコク選挙区からの擁立を条件に前首相の要請を受け入れる用意があるとの意向が伝えられたとの見方が支配的になっているという。
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