プラチャーラート党は20日開かれた党大会の席上で、全会一致で同日党首を辞任したサノ・ティヤントーン氏を党首に再選した。 また、副党首には元チャート・パッタナー党党首でタイ・ラック・タイ党合流後副首相を務めた後に一時期動静が伝えられていなかったゴン・タップパランシー氏(チャーッチャーイ元首相の甥)やブリラム県選出元上院議員でASTVのレギュラーコメンテーターとしても知られるガールン・サインガーム氏等10人を指名した他、幹事長にはマッチマー会派首班のソムサック・テープスティン氏夫人のアノンワン・テープスティン女史を指名、また党最高顧問のプラチャイ・リヤオパイラット氏(元TPP会長)を党執行幹部会議議長に据える決定をした。 党大会には、マッチマー会派首班のソムサック氏の夫人や数名の幹部の姿が見られたが、会派内の一部幹部が選挙地盤の重複を理由にプラチャラート党との合流に難色を示している事に配慮しソムサック氏は出席を控えた模様。 また、スィット・グンギッティ氏を初めとするサマーナチャン会派関係者の姿も見られなかった。このことについてサノ氏は、出席を見合わせた理由に関しては直接サマーナチャン会派側に聞いて欲しいとした上で、既にプゥア・ペーンディン党にプラチャラート党を引き渡すと決意した立場として、国家、宗教、王室の為にプゥア・ペーンディン党の結党に向けた取り組みに参集して欲しいと訴えた。 尚、当初報道されていたプゥア・ペーンディン党への党名変更の決議は見送られた模様。
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