タイ・ラック・タイ会派からパラン・プラチャーチョン党首への就任要請を受けている元バンコク特別自治体知事のサマック・スンタラウェート氏は2日、次期首相に就任する心の準備が出来ている事を明らかにした。 この発言は2日に放送されたTITVの番組に出演した際に語られたもので、サマック氏は党首就任要請受諾の是非に関しては14日に明らかにする予定であると語り直接的な言及は避けたものの、仮に次期総選挙で国民からの信任が得られた場合は首相に就任する用意は出来ていると語った。 また、タクシン前首相の資金支援を受けているとの指摘を否定した上で、次期総選挙では金権に依存しないクリーンな選挙戦を心掛ける意向であるとした。 一方、タクシン政権時代にタクシン前首相を揶揄する発言をしたプレーム枢密院評議会議長を痛烈に批判し、結果として当時進行役を務めていたCh5の番組を降板する事になった事に関しては、法律で禁じられていない限り何人もプレーム議長に関する論評を公の場で展開できるとの認識を示し自身の発言は正当なものだったとし、また現在疑惑の渦中にあるバンコク知事時代の消防自動車等不正調達疑惑問題に関しては、潔白であることを強調した。
【Coup D'etatの最新記事】
下院議長選出投票で連立与党の一部票がバン...国家安全保障評議会が活動を終了下院議会、副議長2人もパラン党から下院議会、ヨンユット・ティヤパイラット氏...国の事を第一に考え連立参画を決断したとバ...タイの地元新聞を読む