チットチャイ暫定首相代行は11日、飲酒・酒気帯び運転がソンクラーン期間中に発生している交通事故の主原因になっている事に鑑み、かねてから通達により販売が禁止されているガソリンスタンドに於けるアルコール類の販売行為を厳格に取り締まり、違反し販売している業者に対しては厳格に法を執行する方針を明らかにしました。 尚、沿線上及びガソリンスタンドでのアルコール類販売行為に対して罰則を規定する法律が存在していない為、アルコール類販売に必要な販売許可証の有無に基づき法的措置を講じる方針でいるようです。 因みに、当局側は飲酒・酒気帯び運転による事故を減らすために毎年「飲んだら乗るな」をスローガンに掲げてキャンペーンを張っていましたが、今年は更に語感を強め「飲酒運転は確実に捕まる」というスローガンを掲げているようですが、来年は最後通告的に「飲酒運転で死んだら二度と酒が飲めない」というスローガンに変えないと根本的な解決は無理かもしれないですね。 一方、道路交通安全センターは11日、ソンクラーン期間中の危険な10日間の4日目となる10日までに、1,544件の交通事故が発生し、138人が死亡、1,751人が負傷を負っている事を明らかにしています。 また、同センターによると、事故の多くがバイク(83.67%)によるもので、また事故原因の多くが飲酒・酒気帯び運転及びスピードの出し過ぎ・無謀運転だったようです。 一方、バンコク大量輸送公社は、敬老の日でもある13日及び家庭の日でもある14日の二日間に渡り高齢者に対して無料で公社直営及び民間委託のバスに無料で乗車できるサービスを提供する方針を明らかにしています。 同公社によると、高齢者が安心してサービスを利用できるよう運転手や車掌等に対して、安全運転を心がけると共に乗降時や走行中には高齢者に対する注意を怠らないよう申しつけているとのこと。
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