バスの乗客めがけベンツで突進し10人以上を死傷させたガンピタック・パッチムサワット容疑者の父親のガンアネーク・パッチムサワット氏は16日、事件に巻きこまれた都バスの運営母体であるバンコク大量輸送公社を訪れ、公社総裁や直接事件にあったバスの運転手や車掌に対して、無教養と発言する等のバスの乗務員を見下した発言の数々に対して謝罪の意を表明した。 今回の謝罪に先立って、公社側がガンアネーク氏に対して発言の取り下げと公式の謝罪を要求し、一方でガンアネーク氏側はバスのサービスに不満を持つ者を集め連名でバスのサービス向上を訴える書簡を政府に提出する意向を示すなど、両者間の争いが泥沼の様相を呈していた。 ガンアネーク氏は謝罪の中で、テレビ番組への電話出演に慣れていなかった事と事件に対するストレスや息子を思う気持ちが複雑に絡み合って思わず不穏当な発言をしてしまったと釈明した上で、事故にあった運転手や車掌を始め公社職員に対して謝罪の意を表明し、公社職員側も直接出向き謝罪の意を表明してくれた事に満足し、ガンアネーク氏の謝罪を受け入れたという。 参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=8341 (ビデオ)
ベンツ突進殺傷事件、今度は父親がバスサービス向上キャンペーン
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