バイリンガルなニュース・キャスターやコメンテーターとして知られるモーム・プルゥムことナッタゴン・テーワグン氏が民主党に合流するのではないかとの憶測が飛び交っている。 この憶測は、元中銀総裁にしてスラユット政権発足当時の副首相兼財務大臣だった事でも知られるプリーディヤートン・テーワグン氏の息子としても知られるナッタゴン氏が16日に、民主党のアピシット党首やステープ幹事長と約5時間に渡って面会していたことを受けたもので、ナッタゴン氏自身は待ちかまえていた記者団に対して、単に自分が関係している番組への出演依頼の為に面会しただけだと語っているが、そのナッタゴン氏自身が最近になって政治の世界に興味を持っており所属すべき政党の選択を行っているところだと発言していただけに、記者団の間では民主党合流に向けた突っ込んだ話し合いが行われたのではないかとの憶測が飛び交っているという。 父親のプリディーヤトン氏と前任の中銀総裁だったヂャトゥモンコン・ソーナグン氏はラーマ5世の血をひく従兄弟の関係にあり、現在民主党執行部に所属しているヂャトゥモンコン氏の息子のアピモンコン・ソーナグン氏とナッタゴン氏とは再従兄弟の関係にある。 尚、民主党のアピシット党首によると、面会の席上では将来の政治ビジョンについて意見交換を行った他、先輩の立場で、各政党が掲げる理想をよく検討した上で自分が所属するに相応しい政党を決めるべきだとアドバイスしたに留め、特に民主党への合流を促すような話はしなかったという。 * 個人的に昔のナッタゴン氏をちょっとだけ知っているのですが、昔はちょっと長髪気味な痩せた青年で、長距離線の機内の中では寝る時間を惜しんでポケットゲームに勤しむようなちょっとオタクがかった人だったんですよね。因みに現在はコンタクトを着用しているようです。
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