・7日深夜から8日未明にかけて、ソンクラー県テーパー郡内で学校2校が放火。 ・8日3:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内で学校の裏手にある教師用宿舎が放火。実行グループは路上に鋲を撒きながら逃走。 ・8日朝、ナラーティワート県インゴー郡内の路上で、切り倒された立木や偽爆弾が放置されているのが発見。発見現場付近に数人が待ち伏せをしていた跡があることから、当局関係者をおびき寄せた上で銃撃する目的で前夜に偽爆弾を放置したものの、発見が遅れたため銃撃を断念したと見られる。前夜に放置された立木により住民の車5台が被害を受けているものの、当局へ通報する者は誰もいなかったという。 ・8日19:00前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、人数不明の一味が軍の臨時駐留地に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。人的な被害は確認されていない。 ・8日19:30前、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、路上脇に設置されたサーラーが放火。ほぼ同時刻に同県インゴー郡内で、公衆電話とサーラーが連続して放火。 ・9日4:00前、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、人数不明の一味が、学校の警戒作業にあたっていた村自警組織関係者がイスラムの礼拝の為に一時現場を離れ警戒が手薄になった機会に乗じて学校に火を放つ。幸い発見が早くボヤ程度で消し止められる。 ・9日朝、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、バイクで路上を走行中だった42歳の副村長(イスラム教徒)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。 ・ヤッラー県の県当局は9日、同日から10日にかけて県都内中心部を主要なターゲットにした破壊活動が計画されているとの情報があるとして、公共機関や人が集まる場所を中心に警戒を強化するよう指示。
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