私立バンコク大学が行う世論調査”クルンテープ・ポール”が首都圏在住1,258人を対象に6月29日から7月4日にかけて行った意識調査で、スラユット政権の成果に対する評価が10点満点中4.32点と、政権誕生6ヶ月時点の4.53点に対して2.1%、3ヶ月時点の5.27点に対しては、実に9.5%も評価を下がる結果になっていた事が明らかになった。 スラユット政権は、7月8日をもって政権誕生から9ヶ月目を迎えた。 また、スラユット政権誕生後の変化に関しては、最も多い34.9%の回答者が悪くなったと回答し、次いで31.6%が変わらないと回答し、良くなったと回答した者は僅かに14.5%だった、 更に、スラユット政権が政権誕生時に集めた期待に応えてきたかとの質問に関しては、最も多い36.1%の回答者が期待はずれと回答し、次いで30.0%の回答者がそこそこ期待に応えたと回答し、期待以上と回答した者は僅かに5.1%という結果になった。 一方、閣僚別の成果に対する評価に関しては、スラユット首相が10点満点中5.33点と閣僚中最高の得点を獲得し、以下モンコン公共保健大臣の4.94点、スウィット観光・スポーツ大臣の4.92点と続き、一方で、ティラパット首相府大臣が閣僚中最も低い4.30点、ティーラ運輸大臣が4.43点、ブンロート防衛大臣及びアパイ労働大臣がそれぞれ4.45点と低い評価が下される結果となった。
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