17日早朝、ヤッラー県県都内中心部にある民家内で身柄拘束されたRKKの構成員と見られるイスラム教徒の若者7人が逮捕された事に絡んで、自動車修理工場内で押収された7人組所有の乗用車の中から爆発物の製造に使用可能な化学物質が検出されていた事が18日までに明らかになった。 また、逮捕された7人の内、RKK実行部隊の指揮官的存在だったと見られるアブドゥラロ・バーヘ容疑者及びムーハーマッド・ヤーギー・サーレ容疑者の2人対して、学校長等2人及び女性に対する惨殺事件に絡んで逮捕状が発行されていた事が確認されている。 2つの惨殺事件は、何れも射殺後に遺体に火を放つという手口だった。また、女性の惨殺事件発生を受け、県都内の仏教系住民が政府が進める融和策の放棄を訴える抗議活動を展開した。 尚、逮捕された7人は何れも容疑を否認している。
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