スラユット首相は15日、首相官邸内で貧民連合の代表約30人と2時間に渡って貧困層が抱える問題に関して意見交換を行った。 出席した閣僚は、パイブーン社会開発・人間の安全保障大臣、アーリー国務大臣、チャローンポップ財務大臣、ティラ農業・協同組合大臣、アパイ労働大臣、ガセーム天然資源・環境大臣等。 貧民連合は、親タクシン派・反タクシン派とは距離をおいて活動している農民団体で、主に官邸前での強硬な座り込み要求活動や政府関係のセミナー会場前での要求活動を展開してきた事で知られる。また、タクシン政権時代に、政権側が権力を乱用して反政府勢力の一つとして不当に代表者の資産調査を行っていた事でも知られる。 協議を終えたスラユット首相は、今後も国民を抱える問題に全力をあげて取り組むとした上で、早急に解決できない問題に関しては今後も政府・関係機関と利害代表者との間で意見交換を行う機会を持っていきたいと語った。
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