民主党幹部のゴープサック・サパーワス氏は14日、タクシン前首相は口座凍結命令の無効化及び自らが関与した不正・汚職案件に対する免罪符欲しさから国連難民高等弁務官事務所からの政治難民認定を欲していると指摘した。 これは、口座凍結の決定が下された際にタクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パッタマ氏が、国家安全保障評議会側が前首相の身の安全を保障しない場合は国連難民高等弁務官事務所の保護下で帰国を強行する事になると発言していた事を受けた発言で、ゴープサック氏によると、先にタイへの投資凍結を呼びかける声明を発表したアメリカの大手国際法律事務所は、国連難民高等弁務官事務所から政治難民としての認定を貰う目的で前首相が雇った可能性が高いという。 尚、ニット外務大臣は14日、国連は当該国の要請が無い限りは内政に管掌しない事を原則としていることから、国連難民高等弁務官事務所が前首相の帰国の為の保護に乗り出すという事はあり得ないとの考えを示している。 一方、ノパドン氏は同日、タクシン前首相には政治難民認定を申請する方針が無いことを明らかにし、指摘を否定した。
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