・13日夜半にヤッラー県内全域に渡って発生した学校連続放火事件で、14日朝までに合計13ヶ所の学校が放火されていた事が明らかに。(14日未明までに発生した分を含む) ・14日朝、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内で、人数不明の一味が偽爆弾を路上に放置し軍関係者をおびき出した上で付近に仕掛けてあった爆発物を爆破させ、軍関係者1人が負傷。(→
映像/爆破の瞬間) ・14日朝、パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内で、主に女性・子供で構成されたイスラム系住民約300人が路上を封鎖し、軍関係者1人が死亡した爆破事件に絡んで身柄拘束されたイスラム教教師の釈放を要求する座り込み要求活動を開始。 最終的に副県知事側が18日までに教師を釈放する事を約束した事を受け15:00過ぎまでに散会。 ・14日夕方前、パッターニー県ヤッリン郡内で、サッカー競技場付近で爆破が発生し、初期報道段階で名前が判明している警察官3人を含む警察官・住民14人が負傷。 ・14日夕方過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内の路上で、35歳のイスラム系住民男性がバイクを発進させようとした際に、付近に仕掛けてあった爆発物が爆発し死亡。死亡した男性は、他の3人と一緒に第三者に危害を加える目的で爆発物を仕掛けた後に、現場から去るためにバイクを発進させた際に、その衝撃で自らが仕掛けた爆発物が爆発し死亡したと見られる。当局側は、一緒にいた3人も爆発の衝撃で負傷を負っているとみて、行方を追っている。 ・14日、ソンクラー県の当局は、パッターニー王国の建国記念日である15日を中心に28日にかけて大規模な破壊活動が計画されている恐れがあるとの情報当局からの警戒情報に基づき、県都、サーバーヨーイ郡及びハート・ヤイ郡を中心に警戒態勢を強化した事を明らかに。情報当局によると、BRNコーディネートの幹部クラスが500万バーツの資金を投じ、学校放火や爆破、大衆動員等の破壊活動をソンクラー県内で計画しているとの情報があるという。一方、第九地区警察本部は管下に対して、住民への協力要請と組織側の動向に関する情報収集に努めるよう指示。 参考
ハート・ヤイ7ヶ所連続爆破、BRNが関与か?
パッターニー王国建国記念日(6/15)にあわせた破壊活動を計画と警告【南部情勢の最新記事】
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