民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は13日、タクシン前首相が帰国した場合は、PTVや前首相支持派の対抗勢力として民主主義市民連合の活動を再開させる方針を明らかにした。 発言の中でスリヤサイ氏は、先のタクシン前首相の帰国宣言は情勢煽動とサナームルワンに座している集会勢力へのシグナルでしかなく、政府・国家安全保障評議会が情勢を掌握している前首相にとってメリットがある状況下にない現状では帰国する事は無いとの認識を示した上で、その様な状況下で前首相が帰国することは明らかに己の不正行為の帳消し及び権力奪還を意識したゲームを仕掛ける行為であり、その様な行為を粉砕する為に連合は活動を再開させる事になると語った。 スリヤサイ氏によると、連合には個人の権利としてタクシン前首相の自由意思による帰国に反対する方針は無いものの、前首相が首相在任中に機能不全に陥れた独立機関による監視機能が完全に機能していない状況下での権力奪還を目的とした帰国に対しては断固として阻止する方針であるという。
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