陸軍東方面軍第12部隊司令官のチャイヤチャイヤヤン大佐は7日、サゲーオ県アランヤプラテート郡内にある国境検問所を通過して入国するイスラム系カンボジア人が南部に於ける一連の不穏な動きに関与している疑いがあるとして、情報当局に対して分離主義組織側がイスラム系カンボジア人の雇い入れを進めているのか等に関して調査を行うよう依頼すると共に、外務省経由でカンボジア国内の領事に対してイスラム系カンボジア人に対する査証発行の一時停止を検討するよう要請した事を明らかにした。 アランヤプラテートの国境検問所を通過してタイ領内に入るイスラム系カンボジア人は2005年頃から増加傾向にあり、これまでに南部へ向かうために合法的に入国したイスラム系カンボジア人約2万人の内僅か10%しか本国に帰国していないという。
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