嘗て反クーデターを標榜していた事もある市民団体テームーヂン代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は5日、タクシン前首相がイギリスに政治亡命すると共に同国内で亡命政府(ラタバーン・パラット・ティン)の樹立を画策しているとして、スラユット首相に対して事実関係を確認するよう要請した。 チャナーパット氏によると、前首相が政治亡命及び亡命政府樹立を画策している背景に現在法的手続きが進められている前首相や家族・一族が関与した不正・汚職案件の起訴を阻止したいとの思惑があり、前首相の知己としても知られるハロッズのオーナーであるモハメッド・アル・ハイエド氏が設立を支援しているのだという。 尚、チャナーパット氏の指摘に対してタクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パッタマ氏は、指摘を否定した上で、タクシン前首相は逃げも隠れもせず真っ向から法廷の場で戦う意向を示している事を明らかにした。
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