昨日行われた市民集会への参加を決めたウタイ・ピムヂャイチョン氏は、今回の電撃解散は問題を拡大させるだけのものであると指摘しました。
ウタイ氏は発言の中で、下院の解散は本来議会側と政府側との意見が対立した時に行うもので、議会との間で何ら問題を抱えていない状況で議会を解散させたことは、タクシン首相一人によって政情不安を煽った事に等しいものであると指摘していました。
因みにウタイ氏は、第一次タクシン政権時代に下院議長(タイ・ラック・タイ党副党首)を務め、また元憲法改正審議委員会の委員長を務めた事で知られています。
一方、上院議員20人は連名で、今回の解散は国民への権限の返上ではなくタクシン体制を強固なものにする為に画策されたものであると非難する声明を発表しました。
また、昨日の市民集会では、人気男優で、またシップ・ロー(GMM系)のリーダーとしても知られるヒゥゴーことヂャラヂャック・ヂャカラポン氏も、頭に「救国(グー・チャート)」と書かれた黄色いハチマキを巻いて市民と一緒にタクシン出て行けの合唱に参加していたそうです。
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