大衆民主主義キャンペーンのスリヤサイ事務局長(民主主義市民連合調整役)は25日、PTVが23日開催した集会はタクシン前首相が背後で糸を引いたタイ・ラック・タイ党の集会だった事は明白であると指摘した上で、背後に大衆を動員して同前首相の首相への返り咲きを実現させたいとの思惑があると指摘しました。 その上でスリヤサイ氏は、PTVに対して前首相の首相への返り咲き実現という政治的野望を実現させる為に大衆を人質に国家に挑戦する様な行為は止めるべきであると指摘すると共に、政府・国家安全保障評議会に対しては施政面での遅れやタクシン前首相の不正・汚職行為に関する解明作業の遅れが集会を誘発する要因に為っていると認識するべきであると指摘していました。 一方、反クーデター・反国家安全保障評議会を標榜する市民団体の内、独裁に反対する土曜日の人グループのサイト(saturdayvoice.com)が、社会対立を煽動し国内安全保障を脅かすとして情報通信技術省により閉鎖措置が講じられた事が明らかになっています。 尚、グルム・ポンムゥアン・ピワット(Peoplize Groupというような造語でしか訳せませんでしたが、もしかするとCivilize Groupと訳すかも知れません)のサイト(nocoup.org)や9月19日グループのサイト(anticoup-network.org)等に関しては未だ閉鎖措置が講じられていないようです。
【Coup D'etatの最新記事】
下院議長選出投票で連立与党の一部票がバン...国家安全保障評議会が活動を終了下院議会、副議長2人もパラン党から下院議会、ヨンユット・ティヤパイラット氏...国の事を第一に考え連立参画を決断したとバ...タイの地元新聞を読む