第四地区国軍本部は15日、非常事態宣言施行規則に則りヤッラー県内のヤッハー郡及びバンナンサター郡を対象に夜間外出禁止令を発令しました。 この措置は、前日にヤッハー郡内で乗り合いワンボックスカーが銃撃され8人が死亡した他、その後も茶店に爆発物が投げ込まれ3人が死亡、モスク内に爆発物が投げ込まれ11人が負傷を負うという事件が連続して発生するなど不穏な情勢が激化している事を受けたもので、戒厳令の発令により20:00から4:00までの外出が禁止される他、黒系統や軍服に似た服等の疑わしい服装の着用や無許可での通信機器の使用等も同時に禁止される事になり、違反者に対しては1-10年の刑が下される事もあり得るようです。 また、地域内の住民は、外出の際に身分証明書を携行することが厳格に義務づけられる他、外出禁止時間内に職業上の理由や礼拝等の為に外出する必要がある者は、予め軍から許可証の発行を受けておく必要があるようです。 (タイ時間 15:40掲載 16:40更新)
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