タクシン支持を明言している大衆パワーネットワーク代表のスラポン・トーウィヂャックチャイヤグン氏(元タイ・ラック・タイ党議員候補)は14日、反タクシン派のソンティ・リムトーングン氏系のASTVで放映されているヤーム・ファオ・ペーン・ディーン(国の番人)という番組を政府広報局系のch11で放映する決定を行ったティーラパット首相府大臣の行為が職務遂行義務違反に該当するとして、警察犯罪防止取締局に対して告発手続きを行うと共に、国家毀損行為調査特別委員会及び国家汚職防止取締委員会に対して調査を要請する方針を明らかにしました。 発言の中でスラポン氏は、法的に合法性に関する判断が下されていないASTVの番組を政府系のメディアで放映する事は、先にプリーディヤートン前副首相が辞任理由の一つに掲げていた特定のメディアに対して利益を供与する行為に該当すると指摘していました。 尚、プリーディヤートン前副首相の辞任発言を契機に批判の矢面に立たされていたティーラパット首相府大臣は、13日の閣議で政府広報局担当を外されオーソーモートー社(旧タイマスコミ公社、MCOT)関連のみの担当に据える決定がされています。
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