民主主義市民連合は昨日、中央選挙委員会に対して、買収等の選挙違反の疑いがあるタクシン首相の候補者資格剥奪の審査を4月2日の総選挙前までに行うよう命じるよう要求する為に行政裁判所に緊急仮処分申請を行った事を明らかにしました。 尚、申請に対する判断は本日中に下される予定。 今回の仮処分申請は、ワーサナー選挙管理委員長との直接協議を求め、中央選挙委員会ビルの出入り口を封鎖し抗議活動を展開したものの、同委員長がバイクでビル外に脱出してしまっていた事を受けたもの。 因みにタクシン首相の候補者資格剥奪及び公正に任務を遂行していない四人の委員の解任を求めて行われた昨日の抗議活動では、ワーサナー委員長等が人混みに紛れてビル外に脱出する事が無いよう、出入りする車はトランクの中まで調べるくらい強力なチェック体制が敷かれていたようですが、時既に遅くワーサナー委員長は警察のバイクを使用して(一部ではテレビ局関係者のバイクを使用したとの説もあり)ビル外に脱出していたようです。 尚、今後の中央選挙委員会ビル前での抗議活動に関する連合側の方針に関しては4月2日の総選挙日まで同ビル前で座り込みを行うという意見が幹部内から出ているようですが、昨日22時過ぎ時点ではまだ最終的な方針は決まっていないようです。
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