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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2007-03-11 03:26 2007-03-11 01:26

タグ: [ バンコク ] [ 地元新聞 ] [ 南部情勢 ]

南部情勢 (9-10日)

・9日18:00頃、ヤッラー県県都内で、小型トラックに乗った人数不明の一味がタイ国鉄バーン・ターセ駅周辺の警戒作業にあたっていた軍関係者に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。軍側に人的な被害はない。当局側は、銃撃戦発生後に県境を接するパッターニー県メーラーム郡内の病院に入院したナラーティワート県シーサコン郡内在住の26歳と地元在住の15歳のイスラム系の男二人が事件に関与したと見て、回復後に事情聴取を行う方針を明らかに。病院で治療を受けている二人は何れも重傷。(その後15歳の男はその後死亡) ・9日夕方過ぎ、ナラーティワート県ヂャネ郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が軍関係者が乗ったバイクの通過に合わせ爆発し、軍関係者一人が負傷。 ・9日22:30前、パッターニー県ヤッリン郡内で、バイクの三人乗りで路上を走行中だったイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され、三人全員が負傷。 ・10日7:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、学校内にある植木付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、学校の警戒作業にあたっていた軍関係者一人が重傷。 ・10日夕方、パッターニー県マーヨー郡内で、バイクで路上を走行中だった25歳のイスラム系住民男性が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され負傷。 ・主に女性・子供で構成された住民による抗議活動が頻発している事を受け第四地区国軍本部のウィロート本部長は10日、南部国境三県の各県知事に対して、全ての郡内に10人で構成された抗議住民対策特別委員会を設立するよう要請。特別委員会は、各郡内の宗教指導者や宗教教師、村長やガムナンを始めとするコミュニティーリーダーから賛同が得られる地元出身者で構成され、主に抗議住民の代表者と当局側と間に立って交渉の調整任務に就く。【南部情勢の最新記事】
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