ネーション・マルチメディア社が発行する新聞コム・チャット・ルゥック紙は本日未明、不敬罪に該当すると思われる記事を掲載した責任をとり、編集長のゴーケート・ヂャンタルゥトラック氏が自主的に編集長の座を降りた事を明らかにすると共に、同紙の発行を3月31日から4月2日まで三日間一時発行停止する方針を明らかにしました。 これは、3月24日付けの紙面に掲載した民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏に対するインタビュー記事に不敬罪に該当すると思われる記述がされていた事を受けたもので、同紙側は既に王室管理事務所に対して該当する記述に対して謝罪すると共に処分を要請していました。 また、この決定を受け、問題にあっている記事の編集責任者に対して王室管理事務所側の処分が決定するまで一時職務停止等の処分が下されているようです。 尚、今回の決定と、先に同社ビル前であった貧困者キャラバンの抗議活動とは関係ないとしているようです。 --------------------------- 貧困者キャラバン及びタクシー運転手団体は、王室管理事務所からの処分決定がなされるまで同紙の発行を中止するべきであるとして、本日予定されているネーション社前に於ける抗議活動を予定通り行う方針を明らかにしています。
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