タイ・ラック・タイ党の元党員が中心になって設立されたPTVは1日、同日予定されていた本放送の開始が当局側によって妨害されたと非難した上で、今後サナーム・ルワンで公開録画を行い、その模様を収録したVCDを希望者に販売する方針を明らかにしました。 これは、インタネット接続の遮断により1日に予定されていた本放送の開始が出来なかった事を受けたもので、PTV代表のウィラ・ムリックポン氏は、今後顧問弁護士と相談の上で政府広報局担当のティーラパット首相府大臣及び政府広報局のプラモート局長を職務遂行義務違反及び差別的職務遂行で訴える方針を明らかにしていました。 PTVは、ソンティ・リムトーングン氏系のASTVと同様に、インターネット回線を利用して送られた放送を中国の通信衛星を経由して配信するシステムをとっており、同社側は今回本放送を開始できなかったのは、ゴーソートー社(CAT)側が放送配信の要となるインターネットの接続を意図的に遮断した為であると非難しているようですが、ゴーソートー社側はPTV社側から国外インターネット接続の許可申請が為されていなかったため接続が出来なかったと説明しているようです。 一方、同社のナタウット氏は、BIG-Cの屋上に取り付けていた同社の補助用の放送受信用の大型パラボラアンテナが前夜に何者かに盗まれた事を明らかにしていました。 * 民主主義市民連合方式で公開放送の名を借りた集会を開催し親タイ・ラック・タイ党派・反クーデター派を結集させ、コーモーチョー(国家安全保障評議会のタイ語略称)・オーク・パイと叫ぶ一大勢力へ伸張させていきたいとの思惑が背後にあるようです。
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