ブンロート防衛大臣は22日、先にバンコクのアピラック都知事が都内全ての区に対して警戒態勢の強化を緊急指令した背景に、南部に於ける一連の不穏な動きに関与している一味に通じる関係者が、首都圏内の複数の教育機関内で不穏な動きを見せていることが確認された事を受けた措置だった事を認めた上で、現在国内治安維持部隊統括本部及び第一地区国軍本部が緊密に動向の掌握に努めているものの、多くが普通の学生に混じっているため関係者の特定に困難を極めている事を明らかにしました。 一方、スラユット首相は22日午前に開かれた第四回定例記者会見の席上で、南部に於ける不穏な動きがバンコクに波及する可能性がある事を認めた上で、既に国内治安維持部隊統括本部側の警告に基づきバンコクへの波及を阻止する為に対策を講じている事を明らかにしていました。 * 一部報道によると、当局側は約30人の分離主義組織の関係者が南部からバンコクに移動し複数の大学内に潜伏しているとの情報を得ている模様。 参考
http://thaina.seesaa.net/article/34332028.html
http://thaina.seesaa.net/article/34166315.html【南部情勢の最新記事】
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