パトゥムワン区の検事当局は12日、昨年9月21日にセントラル・ワールド・プラザ前で発生した反タクシン派市民とタクシン支持派市民との衝突の際に、反タクシン派市民に暴行を振るった男3人を刑事告訴した事を明らかにしました。 告訴されたのは、事件発生直前に現場指揮官の警察大佐と話し合っているところが目撃されていたチャイヤシット・ローマ被告(42)、及びタクシン支持派市民の代表と目されるスメート・ブンヤラットパン被告(54)とスクサン・ゲーオグラーン被告(27)の3人で、12日9時に裁判所で行われた罪状認否では、何れも起訴事実を否定しているようです。 一方、チャイヤシット被告と共に指揮官の警察大佐と共謀の上で反タクシン派市民に暴行を振るったとされる黒服の男ことヂャラン・ヂョンオーン容疑者は、仮釈放後警察の出頭命令を無視し逃走を続けているようです。(一部では、大物政治家に近い人物であると見られていることから、既に消されているのではないかとの見方も囁かれているようです) 尚、当時首都圏警察本部第六分署に所属していたルゥッティロン・テープヂャンダー警察大佐に対しては、既に国家汚職防止取締委員会が著しい職務遂行義務違反があったと認定し国家警察本部に対して解職・階級剥奪処分を下すよう勧告を下しています。 11日に放送されたネーション・チャンネルの番組によると、マスコミの映像に記録されていた同警察大佐とスティチャイ被告やヂャラン容疑者との会話内容をバンコクにある聾学校の関係者が読唇し分析した事が、同警察大佐の不当行為を立件する上で大いに役だったとのこと。 参考
http://thaina.seesaa.net/article/33269570.html【市民集会の最新記事】
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