国家警察本部のセーリーピスット本部長代行は7日、年末年始に発生した首都圏9箇所連続爆破事件に対するウィロート首都圏警察本部長による単に眺めているだけの取り組みに不快感を示した上で、同事件の捜査の責任を全て国家警察本部副本部長のパヌポン・シンハラー・ナ・アユッタヤー警察中将の捜査チームに集中させるべきであるとの認識を示しました。 また、セーリーピスット本部長代行は、ゴーウィット前本部長に近いと言われているウィロート首都圏警察本部長の異動の可能性に関しては言明を避けたものの、既に警察内の人事に関する全権を得ているとした上で、今後政府と協議の上で警察内の人事を含む機構改革に取り組む意向を明らかにしていました。 先にセーリーピスット本部長代行は、今後闇賭博や大物関連の取締、娯楽施設の規制強化等に成果が見られなかった場合はウィロート首都圏警察本部長を更迭する事もあり得ると語っていました。 一方、名指しで非難されたウィロート首都圏警察本部長は、これまで国家・国民の為に全力を尽くして職務に邁進してきたとした上で、どの様な異動命令でも受け入れる用意があると語っていました。
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