昨日9時過ぎに首相官邸に入り、本日も定例閣議に出席する為に再度官邸入りするつもりであるとと語っていたタクシン首相は、昨日昼過ぎ民主主義市民連合がデモ活動を行ったシーロム通り沿いのトリニティー・コンプレックスのフード・コートにオーク君等を伴って昼食に出かけた際に、通商トリニティー・モールと呼ばれる商店街(バン銀本社ビルの脇あたりにあるソーイ)の関係者から「タクシンファイト」と、それをも凌駕する「タクシン出て行け」の入り乱れた合唱を受け早々と退散する羽目になったことに懲りたのか、昨日夜になって突然チァン・マイに"一時休養の為"高飛びしたりしています。 この商店関係者等のタクシン首相出て行けの合唱を連合幹部のヂャムローン少将が勇気ある行動であると絶賛していました。 また、ネーション・チャンネルの商店関係者へのインタビューによると、前回来たときには皆が花を差し出すなどタクシン首相を大歓迎していたそうで、あまりもの変わりようにタクシン首相は相当なショックを受けていたみたいです。また、インタビューによるとタクシン首相一行が引き上げた後で警察関係者と名乗る二人が現場に現れ大急ぎで「タクシン首相出て行け」の大合唱に加わった商店主等の写真を撮影して退散していったそうです。 尚、タクシン首相は関係者に、今回の高飛びとシーロムでのタクシン出て行けの合唱とは関係ないよと語っていたらしいです。 因みに首相は29日にバンコクに戻ってくる予定で、本日開かれる閣議も結局ビデオ会議システムを使用して行われる事になったようです。 一方、貧困者キャラバンを初めとする首相支持派は昨日、タクシン出て行け宣言をした教授等に"民主主義とは何か"について教育的指導を加える為にヂュラーロンコン大学に向かったらしいです。
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