警察は20日朝6時過ぎ、戒厳令施行規則に則り首都圏及び近県内18ヶ所で一斉家宅捜索を行い陸軍中佐やタクシン前首相暗殺未遂疑惑事件に関与した容疑がもたれている陸軍大佐に近い人物等15人を年末年始に首都圏9ヶ所で発生した連続爆破事件に関与した容疑で身柄を拘束しました。 身柄を拘束されたのは、クーデター発生直前に発生したタクシン前首相暗殺未遂疑惑事件に関与した疑いがもたれているスラポン・スプラディット大佐と近い関係にある乗り合いワンボックスカー運行業者のピポップ・ヂュンルゥアンオーン容疑者(50)や、ロッブリー県内にある特殊戦闘部隊司令部所属のスチャート・カットスーンヌゥン中佐等15人で、スラユット首相によると身柄を拘束された者の多くが当局関係者とのこと。 また、一部報道によると、身柄を拘束されたスチャート中佐(報道により大佐と記述するものも)は、ロッブリー県県都内でコミュニティーラジオ局を開局しており、また身柄を拘束された際に、配下の軍関係者等6人も同様に身柄を拘束されたようです。 今後、当時の政権側による自作自演との疑惑も指摘されていたタクシン前首相暗殺未遂疑惑事件と首都圏連続爆破事件との関係を含め事情聴取、裏付け捜査が行われるものと見られています。
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