南部に拠点を置く情報当局筋は16日、14日夜半にマレーシアに違法越境し亡命を求めたとされるナラーティワート県内在住の住民20人は、スラム諸国のタイ当局に対する信用の失墜させるという意図を持って違法越境していた事を明らかにしました。 マレーシア側に亡命を求めたとされる住民は、何れも非公然分離主義組織のシンパ住民が多いナラーティワート県ランゲ郡内在住の住民だったようです。 情報当局筋によると、亡命を求めたとされる4家族20人(初期報道では5家族20人)は、何れも分離主義組織側の手配によりマレーシアに違法越境し、クランタン州内の市場でマスコミに対してタイ当局によるイスラム住民に対する脅迫や嫌がらせ行為に関する実態を吹聴した後に自主的にタイ領内に戻っている事が確認されているようです。 また、同筋によると、分離主義組織側は12月末頃に同じランゲ郡内の住民約100人をマレーシア領内に違法越境させ、再度同国内のマスコミに対してタイ当局によるイスラム系住民に対する脅迫や嫌がらせ行為に関して吹聴させる計画でいるようです。
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