国家安全保障評議会のソンティ議長は14日、タクシン前首相の早期帰国は国内情勢を煽る要員に為り得るとして、前首相は最後の証言者として憲法裁判所に召喚されるべきであるとの考えを示しました。 この発言は、タイ・ラック・タイ党側が憲法裁判所に於ける政党解党審理でタクシン前首相を最初の証人として召喚するように要請する方針を明らかにした事を受けたもので、ソンティ議長は、憲法裁判所側の判断は尊重するとした上で、近日中に政府との間で国内安全保障をキーに現在の情勢を勘案しながら本件に関する善後策を検討する方針である事を明らかにしていました。 尚、タクシン前首相の法律顧問のノパドン・パッタマ氏は14日、タクシン前首相がヨーロッパの寒さから逃れる為に北京に滞在中であることを明らかしていました。 また、タイ・ラック・タイ党関係者との面会を容易にする為に北京に滞在しているのかとの記者団からの質問に対しては、それも北京に滞在している一つの理由であると受け答えしていました。
【Coup D'etatの最新記事】
下院議長選出投票で連立与党の一部票がバン...国家安全保障評議会が活動を終了下院議会、副議長2人もパラン党から下院議会、ヨンユット・ティヤパイラット氏...国の事を第一に考え連立参画を決断したとバ...タイの地元新聞を読む