民主党所属元ナコン・シー・タンマラート県選出下院議員のテープタイ・セーンポン氏(元同党選挙対策委員会報道官)は1日、国家安全保障評議会のソンティ議長自らが同評議会が実権を掌握した大きな理由の一つに掲げている「悪質なタクシン体制により国内にもたらされた災禍」についてテレビやラジオ等を通して全国津々浦々の国民に説明するべきであると指摘しました。 この発言は、先に同評議会側が実権を掌握した理由を内外に説明する為の「白書」を公開した事を受けたもので、テープタイ氏は白書は単なる「説明書」にしか過ぎず、同評議会が手中に収めている公共の電波を使用して国民に実権を掌握した事を説明し理解を求める努力をするべきであると指摘していました。 更にテープタイ氏は、政府に対して、各省庁・政府機関内にネットワークを張り巡らしたタクシン体制によってもたらされた災禍を除去し真の民主主義を復活させる特命帯びている事を再認識するべきであると指摘した上で、己のイメージ作りに奔走する事無く初心に戻り与えられた任務の達成に注力するべきであると指摘していました。
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