元国軍第四本部本部長のギッティ・ラタナチャーヤー大将は23日、マレーシア国内に所在するタイ料理レストランによるみかじめ料徴収が、現在でも行われている事を明らかにしました。 同大将によると、脅迫等によって集められた資金の多くが南部における破壊活動を支援する為にPULOに渡っていたようです。 一方、公安警察局のティーラデート局長は24日、2005年の時点で既に南部に展開する当局筋からの情報からトム・ヤム・グン・ネットワークの存在を当局側が掴んでいたが、当時の政府が積極的な関心を示さず存在が軽視されていた事を明らかにしました。 また、同局長は12月2日にマレーシアの公安当局幹部が来タイしネットワークに関する情報交換を行う見通しになっている事を明らかにしていました。 一方、マレーシア国内のタイレストラン団体の関係者は、過去にPULOから協賛金の提供を強要された事があるが、現在は業界団体の運営費用として各レストランから月300-500バーツの寄付を受けているに過ぎないと語っているようです。
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