タクシン首相は昨日14時過ぎ、陸軍最高指令長官のソンティ・ブンヤラットグリン大将を首相公邸(バーン・ピサヌローク)に呼び、緊急の協議を行いました。 ソンティ長官は緊急事態宣言の発令に対して慎重な姿勢を見せている事で知られています。 協議内容に関しては、タクシン首相側はノーコメントの姿勢を見せていましたが、その後ソンティ長官が、協議では現在の情勢に関する意見交換が行われた他、仮に非常事態宣言が発令された場合は軍隊側にも必要な任務につく用意はあるものの、軍隊が最初に治安の掌握作業につくことは政府そのものの威信を傷つけることになり得るとして発令にあたっては慎重を期すべきであると首相に対して回答していた事を明らかにしていました。 尚、タクシン首相から具体的な非常事態宣言発令に伴う協力依頼はなされなかったとのこと。 また、ソンティ長官は、個人的な見解として現状では非常事態宣言を発令するべきではないとの認識を示していました。
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