中央選挙委員会のワーサナー委員長は昨日、タイ・ラック・タイ党の候補者が欠格となり候補者が一人もいない状態になっていたサムット・サコーン県第選挙区で本日から24日にかけて再度候補者の受付を行う方針を明らかにしました。 今回の決定に関しては、憲法裁判所から事前審査請求が却下された為に、選挙が終了し結果がでてから再度憲法裁判所に選挙結果の正当性に関して審査を請求する事を視野にいれて見切り発車したとも見ることもできそうですが、ワーサナー委員長は、今回の決定によりタイ・ラック・タイ党側に二回も候補者を出す機会を与えてしまった事に不満を持つ者は自分から憲法裁判所に提訴すればいいと半分開き直りともとれる発言をしていました。 尚、中央選挙委員会側は昨日、首相が国王陛下に緊急勅令の発令を要請し延期措置を講じない限り4月2日に選挙が行われることを再確認しています。
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