ティーラ運輸大臣は23日、タイ空港社(旧公団、AOT)に対して、スワンナプーム新国際空港内で免税等を出店しているキングパワー社とタイ空港社間で交わされた契約内容に関して詳細に調査するよう命じた事を明らかにしました。 ティーラ運輸大臣によると、今回の指示は、キングパワー社の店が通路等を占拠し歩行障害になっている、同社の広告看板が利用者向けの案内標識看板識別の障害になっている等の問題点が利用者から指摘されている事を受けた措置で、タイ空港社に対して同社との間で交わされた契約内容に関して詳細に検討を行った上で、キングパワー社との間で問題解決に向けた協議を行うよう指示しているようです。 また、ティーラ運輸大臣はタイ空港社に対して、現在スワンナプーム新国際空港建設に絡む不正疑惑の解明作業を行っている国家毀損行為調査特別委員会が解明に必要な資料の提出に協力するよう指示しているようです。 因みに、現在のタイ空港社経営会議の議長は陸軍副司令官のソプラン・ガラヤーンナミット大将(クーデターの中心勢力の一つである第三地区国軍本部の元本部長)。 一方、ティーラ運輸大臣は、タイ空港社に対して運輸省航空運輸局と共同で向こう6ヶ月以内にドーン・ムゥアン空港の今後の利用方針について詰めの協議を行うよう指示している事を明らかにしています。 ドーン・ムァン空港に関しては現在、空軍用の駐機場として利用する、チャーター便及び個人用航空機向けの空港として利用する、格安航空会社用の空港として利用する等の案が上がっているようです。
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