15日朝、記者団からタクシン前首相が香港に出没したとの報道について聞かれたスラユット首相は、特に思うことは無いとした上で、あらためて新政権が誕生した1年後に前首相が帰国するのが望ましいとの認識を示しました。 発言の中でスラユット首相は、タクシン前首相がタイに近い国で目撃されている事に関して特に当惑させられたり、前首相の行動に疑念を抱かされるような事は無く、また国外マスコミの取材に応じたことも、政府には影響を与え得ないとした上で、仮に本気でタイに帰国する意思があるのであれば、事前に何らかの協議が行われる事になるだろうとの認識を示していました。 一方、タクシン前首相が所持してる外交パスポートを無効化するべきであるとの声があることに関しては、外務省側が検討するべき問題であるとして直接的な回答は避けていましたが、個人的な見解として元首相として外交パスポートを所持する権利があるとの認識を示していました。
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