2004年1月4日にナラーティワート県内で武器庫襲撃強奪・学校連続放火事件が発生してから2006年10月末までの間に、南部国境三県域内における一連の不穏な動きにより1,815人が死亡し、2,729人が負傷を負っている事が確認されているようです。 これは、ソンクラーナッカリン大学パッターニー校が行った調査によるもので、死亡者数には当局関係者や一連の動きに関係ない市民の他に、一味側の犠牲者数も含まれているとしています。 一方、襲撃や放火を恐れヤッラー県県都内の寺院に避難している仏教系住民の数が増え続けており、正式に当局側に登録された住民だけで170人に上っているようです。 また、ナラーティワート県内の仏教界は、13日から僧侶による該当での托鉢を無期限に中止する方針を明らかにしているようです。
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