ワン・ナム・イェン派閥リーダーのサノ・ティヤントーン氏は昨日正式にタイ・ラック・タイ党を離脱する事を明らかにしました。
サノ氏の離脱に伴い、派閥幹部のプラッムワン・ルヂャナセーリー氏及びサノ氏の一族関係者3人が離党を明らかにすると共に、同じく幹部のウィナイ・ソムポン大将が、派閥と心を一つにする証として別途書面で離党の意向を表明しました。
離党発表の際にサノ氏は、ビジネスで既に成功し今後は国の為に尽くしたいという言葉を信用しタクシン政権の誕生に尽力した事を国民に謝罪した上で、国民の期待を裏切り己の関係者への利益誘導に腐心するタクシン首相とは一緒に行動できないと判断したことが今回の離党決心に繋がったと説明していました。
今回の離党発表を受け、早速マハーチョン党のサナン党首がサノ氏を党顧問として受け入れる用意があると発言していましたが、一部報道はサノ氏が新たにプラッチャー・ラサドン党の設立に動いていると報じていました。
一方、元チャート・パッタナー党党首のゴン・タップパランシー氏も昨日タイ・ラック・タイ党へ離党届を提出した事が明らかになっているようです。
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